024306 ランダム
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どうして?


こんなにも悲しい思いをするのなら
どうしてあの時私とあの子を出会わせたの?
どうして一緒に居る時間を与えたの?



私はこれまでにないほどの愛をあの子にあげた
あの子も私の愛に答えるかのように
とてもなついて 甘えてくれた

一緒に過ごすことがとても幸せで
そんな時間がもっとずっと続くものだと思ってた

コタツで一緒にお昼寝したり
ひざの上でごろごろと甘えてみたり
ご飯がほしいと甘えた声で鳴いてみたり
寒い日には一緒の布団で寝たり
一緒にドライブもした

毎日毎日「おはよう」「おやすみ」を言って
私が帰ってくるといつも出迎えてくれた



そんなあの子は今日旅立った
もう二度と会うことのない世界へと

あの子のなきがらを
見つめる事ができないほど涙が溢れて
泣くことを我慢するのが平気になってるはずなのに
父の胸をかりて大声で泣いた

今はあの子と過ごしたこの部屋に居る事が辛い
この部屋でかわいらしい寝息を立てて寝ているようで
まだ食べかけの器に今にも飛んできそうな感じがして
イスの上に居る私のひざに飛び乗ってきそうな感じがして
この部屋にあるあの子の思い出が
どこを見てもよみがえってくる



どうしてあの子は今旅立たなければならなかったの?
どうしてあの子はこんなに急に行ってしまったの?
どうして・・・・

あの子に出会わなければ
こんなに悲しい思いをしなくてすんだのに

でも、あの子に出会わなければ
今日までのほんの数ヶ月と言う短い期間だったけど
幸せを感じたり、無償の愛を与える事の喜びを
私はこんなにも強く感じる事は無かったと思う

あの子は今日旅立った
私の元に魂の抜けた入れ物と
悲しいという感情と

そして楽しかった日々の思い出を残して・・・・・・・






いままでありがとうね
戻って来たくなったら
いつでも私のひざの上にもどっておいで


さようなら みぃちゃん


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